おそらくこのサイトを見ている方は、ポイ活で少しでもお得に生活しようとか、生活費の足しにしようとか考えている人が多いと思います。
ただ、他の記事でも何度も言っていますが、ポイ活は正直に言って時間効率が悪いです。
(私は、ポイント貯めるのが趣味みたいなものなので楽しんでやってますが)
どこでも気軽にできる一方、時給換算すると高校生でもバイトした方がずっと稼げます。
ただ、特に社会人の方はバイトする時間も気力もない。という方が多いと思うので、そんな方は転職すると簡単に給料を上げる事ができるかもしれません。という実体験を元にした記事になります。
結論から言えば、私は転職して年収100万円以上あげる事に成功しました。
単純計算で月収8~9万上がる計算になるので、ポイ活するよりもはるかに簡単に生活が豊かになります。
もし自分は学歴が低いから転職は難しいと考えているのであれば、そんな事で諦める必要はありません。
私のスペック
私は2度転職をしているのですが、まずは初めて転職をした時のスペックです。
転職時年齢 | 29才 |
年収(前年) | 500万 |
職種 | 電機・電子エンジニア |
高卒ですが、大手企業のグループ会社に就職できたため、年齢の割に年収が高いと思います。
業務内容にも人間関係にも不満はありませんでしたが、キャリアアップのためもっと出来る事を増やしたいと思い、転職を行いました。
一度目の転職
既出の通り、私の一度目の転職は29歳の時でした。
初めての転職だったので、何をしたらよいかもわからずとりあえずこれまでの業務内容+自分がやりたい事が出来そうな企業に何社か応募してみました。
後述しますが、すべてエージェントを通して企業と連絡をとっています。
応募(書類選考) | 4社 |
書類選考通過 | 3社 |
1次面接通過 | 2社 |
最終面接通過(内定) | 2社 |
最終的に内定をもらった2社から給料の高い方を選びました。
その時の提示された給料は約550万円でした。
実際には、会社の業績が良かったためボーナスが多めにでた事もあり転職後の年収は600万ほどになりました。
ただ、3年ほど勤めた所で再度の転職を検討します。
30才で600万もらっていたら、多少の我慢はするべきなのかもしれませんが、どうしても上司のやり方が合わず、2度目の転職を決意します。
2度目の転職
1度目の転職では、給料は上がりましたがパワハラ気味の上司にあたってしまった事と、業務内容が内定をもらった時と変わったしまった(部署移動があった)ため、2度目の転職を行いました。
この時は33歳で、前年度年収は670万円でした。
そんだけ貰っているなら我慢しろ!と言われてもおかしくないですが、嫌なものは嫌でした。
2度目の転職では、勝手が分かっていた事もあり、ある程度選別してこれだと思った企業にのみ応募しました。
応募(書類選考) | 2社 |
書類選考通過 | 1社 |
一次面接通過 | 1社 |
最終面接通過(内定) | 1社 |
内定をもらったのは1社のみでしたが、提示年収は640万+残業代でした。
残業も多少あったので実際の年収は700万円オーバーです。
30歳前半で700万を超えるのであれば、一般的にはかなり高い方だと思います。
一番最初の会社にそのまま残っていも良くて年収600万ちょっと程度までしか上がっていなかったと思うので、結果的には2度の転職で年収100万以上上げる事に成功した形になります。
転職方法
じゃあ実際にどうやって転職したのかというと、単純に転職サイトへ登録して気に入った企業があれば書類選考に進むだけです。
というだけなら簡単ですが、実際はもう少し細かいプロセスがあるので順番に説明します。
転職サイトへの登録
まずは、いくつかの転職サイトへ登録しました。
転職サイトによって求人のある企業、ない企業があったり、求人票の記載内容が違う事があるため、3~5サイトくらいは登録しておいた方が、今後の転職活動がスムーズになります。
※求人票の内容がまったく違う事はないですが、おおざっぱな内容だけ記載しているサイトもあれば、求める人物像やプロセスフロー・日数が詳細に書かれているサイトもあります。
私は片っ端から登録していきましたが、あえて選ぶのであればやはり知名度の高い大手サイトに登録した方が良いと思います。
理由は、単純に求人数が多い事と、サイトやアプリの作成にお金をかけているからなのか使いやすいからです。
履歴書・職務経歴書の作成
履歴書・職務経歴書の作成は一番最初にやってもよいです。
むしろ先にやった方が自分の業務の棚卸ができるので、今後のキャリアを考えやすくなったりします。
職務経歴書は転職にあたって十分に時間を使った方がよいポイントの一つになると思います。
理由は、書類選考はこれで決まると言っても過言では無いからです。
これ一枚で面接へ進めるかどうかが決まる超重要な資料です。
でも私は先にサイトへ登録した方が転職熱が高まって次のアクションに繋げやすいと考えているので、本気で転職を考えているのであれば、先にサイトへ登録した方が良いと思っています。
正直、履歴書や職務経歴書って作るのかなり面倒なので、ある程度テンションを上げないと後回しになりがちで、そうこうしている間に転職するタイミングを逃してしまう事が多いです。
転職サイトへの登録は無料なので、まず登録して求人を見て転職熱を上げた状態で、履歴書・職務経歴書を作成して下さい。
エージェントへの連絡(登録)
転職サイトに登録すると転職エージェントからたくさん連絡が来ます。
このエージェントさんたちは、転職希望者を企業に紹介し、入社が決まると紹介料を貰えます。
転職者の年収の30%~50%くらいが紹介料として支払いされるらしいので、エージェントさんたちも本気で転職をサポートしてくれますし、出来るだけ高い年収で採用してもらえるよう交渉もしてくれます。
中には、企業側の内部情報や過去の面接内容を把握しているエージェントさんもいます。
転職に関するアドバイスだけでなく、企業とのやり取りはすべてエージェントさんがやってくれるので、転職にあたっての手間が大きく省けます。
エージェントを使わない理由は特にないので、絶対に何名かのエージェントへ連絡する事をおすすめします。先に作成した履歴書や職務経歴書の添削もしてくれますよ。
面接
面接は転職活動において最も事前準備が必要で最も時間を使うべき所です。
大体の企業は一次面接と二次面接(最終面接)の二回面接があります。
もちろん、面接一回や三回の所もあります。
一次面接と二次面接(最終面接)では、面接官が変わるので面接への対応方法というか回答内容を変える必要があります。
これは、嘘をついてより良い回答をするという意味ではなく、同じ質問でも求めている回答が違うという事です。
大体、一次面接は直接上司になる方(課長や部長など)が面接官になり、最終面接は社長や役員クラスの方や人事部長が対応します。
具体例をあげると、例えば面接で「我が社に入社して何ができますか?」という質問をされたとします。
この時、一次面接の面接官(課長や部長)であれば、実際にどんな仕事ができるのか。
つまり実務についての質問になるので、具体的にどんなスキルや業務経験を持っているのかを回答すればOKです。
これが最終面接だった場合、社長や役員、人事部長に細かい実務の話しをしても何を言っているのか理解されない可能性すらあります。(特に技術系の場合)
偉い人たちが聞いているのは、「会社の発展や業績にどう貢献できるか。」です。
なので、自分の業務を通じて会社の経営理念や目標の達成に向けてどのような事ができるかを具体的に回答する必要があります。
その場で考えて回答するのはまず不可能なので事前に回答を用意しておく必要があります。
内定
最終面接で合格すれば内定通知書が送られてきます。
そこには、いろいろな雇用条件が記載されているので、しっかりと確認しましょう。
内定を承諾すれば、転職活動はほぼ終了です。
ただ、条件に不満があったり疑問があればしっかりと確認する事をおすすめします。
給料上げて欲しいとか、あまり質問が多いとちょっと嫌な印象を与えてしまうかも…とか思いがちですが、それで入社してやっぱり嫌だ!となったら、一生我慢して務めるかまた転職活動が振り出しです。
そんな事になるくらいなら最初からガンガン行きましょう。
企業側は、内定を出すとよほどの事がない限り内定取り消しはできないので、気にする必要は無いです。
まとめ
転職にあたってのポイントをざっくりまとめると、こんな感じです。
・転職サイトは複数個所登録した方が良い。
・転職エージェントを利用すると転職活動が楽。
・職務経歴書の作成と面接対策には可能な限り時間を費やす。
・内定通知の内容に不満が疑問があれば納得するまで確認する。
もっと詳しい内容については別記事にまとめるつもりなので、良ければ見てやって下さい。
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